用語集

不動産担保ローン

読み仮名:ふどうさんたんぽろーん

不動産担保ローンとは、担保となる不動産は、自分名義の不動産、親や配偶者といった家族が所有している他人名義の不動産を担保として借りるローンのことです。
お借り入れ可能な金額は、その不動産の価値に応じて決まります。
不動産担保ローンは一般的に無担保のビジネスローンよりも借入金利が低金利で、不動産の価値に応じて1億円以上の高額の融資を受けることも可能です。

不動産担保ローンのメリット

  1. 借入金利が低金利のローン
  2. 不動産ローンは、不動産という担保があるため、貸し倒れになるリスクが低くなります。そのため、一般的に無担保のビジネスローンに比べ金利は低く抑えられています。
    借入金利が低い分、毎月の返済負担が少なく、返済する総額も安くなります。

  3. 借入限度額が高くなる
  4. カードローンやビジネスローンは、最大でも1,000万円程度が借入金額の限度ですが、不動産担保ローンは、不動産を担保にすることで、お客様の信用力と不動産の価値の両方の評価によって融資限度額が決定されるため、担保とする不動産の価値によって変わりますが、比較的高額なお借入が可能となり1億円以上の資金を借りることも可能です。

  5. 借りる資金の使い道が自由
  6. 不動産担保ローンは借りる資金の使途に制限がありません。お客様の用途に応じた使い道でご利用いただけるフリーローンです。

  7. 借入期間が長い
  8. 不動産担保ローンでは、長期の借入が可能です。返済期間を長期にすることで、月々の返済する金額を低く抑えることができ、無理のない返済計画を立てることができます。

不動産担保ローンのデメリット

  1. 融資までの審査に時間がかかる
  2. 通常の無担保のビジネスローンでは年収や属性などを審査のみですが、不動産担保ローンの場合、借入人の情報に加え、担保となる不動産の価値を評価する時間が必要となります。そのため、一般的には、審査には数日かかり、実際に融資が実行されるまでには1~2週間程度の期間が必要となります。

  3. 手数料がかかる
  4. 通常のビジネスローンの利用時は、諸費用は無料で手数料は発生しませんが、有担保ローンのひとつである不動産担保ローンでは、金融機関が不動産を担保とするにあたって諸費用が発生します。

    • 不動産担保ローン会社が設定する事務手数料
    • 抵当権設定の登記費用(登録免許税)
    • 抵当権設定の司法書士報酬
    • 不動産鑑定費用(事務手数料に含まれることが多い)
    • 印紙代

    諸費用は借入金額によって変わります。借入額が少額の場合、借入金利が低くてもビジネスローンなどと支払総額があまり変わらないこともあります。

  5. 返済不能になると担保不動産が差し押さえられる
  6. 担保とする不動産は法務局に抵当権や根抵当権に登記され、返済不能であると判断された場合は売却されます。

不動産担保ローンのポイント

不動産担保ローンは無担保のビジネスローンに比べ、高額な資金を手金利かつ長期に借り入れることが可能です。ただし、融資までには審査時間と諸費用がかかり、返済不能と判断された場合は担保の不動産を失う可能性があります。
上記のポイントを確認してビジネスにご活用ください。

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