融資会社と機関：公庫・銀行（信用組合・信用金庫）・ノンバンクでの融資をご紹介

資金調達をするにも、色々な会社や機関があるので、どこで融資を受けたら良いのか、またデメリットは何なのかをきちんと把握できずに進めてしまう方もいらっしゃいます。
そこで、今回は資金調達先を３つに分けて、それぞれ紹介していきたいと思います。

政府系金融機関（公庫）での融資

政府系金融機関とは、国が運営している銀行で、いわゆる「公庫」のことを言います。例えば、国民生活金融公庫（通称“国金”又は“国民公庫”） や中小企業金融公庫（通称“中小公庫”） 、商工組合中央金庫（通称“商工中金”） 、農林漁業金融公庫（通称“農林公庫”） 、日本政策投資銀行（通称“DBJ”）などがあります。
一般的に、民間の金融機関に比べ、低い金利で融資を受けることができます。

銀行での融資

銀行系ビジネスローンとは、銀行や信用金庫のこと。
都市銀行・地方銀行は利益を最大限に追求する経営形態となっていることから、融資を受ける側からすると、かなりの低金利で融資を受けられるメリットがあります。担保有りで融資を受ければ、さらに好条件で資金調達を受けることができます。
信用金庫・信用組合は、大規模な融資には向いていませんが、会員・組合員である地域社会の利益が優先されるため、銀行に比べると融資だけでなく、返済の際にも猶予をくれるなど融通の利いたやり取りが可能です。
また最近では、銀行・信用金庫等がノンバンクと同じような金利帯の商品を設置し、販売しているようです。

ノンバンクでの融資

少しでも早く事業資金を調達したいという方におすすめなのがノンバンク系の事業者ローンです。一般的に銀行・信用金庫などの事業者ローンは、融資を受けるにあたり審査基準が比較的厳しい上、審査書類や手続きが複雑で時間がかかります。その一方、ノンバンクが提供する事業者ローンは、審査スピードが早く、場合によっては即日での融資を受けることも可能です。利用時には、金利や手数料、返済期間の確認をしておきましょう。